【NHKマイルC予想】ダンジグの血が毎年上位を賑わせる デピュティ、ストームキャット、メジャーも有力

2021年05月02日(日) 18:00

20年は2着レシステンシアと3着ギルデッドミラー、19年は3着カテドラル、18年は1着ケイアイノーテックと2着ギベオン、17年は2着リエノテソーロ、16年は1着メジャーエンブレムと2着ロードクエスト。ダンジグの血を引く馬が毎年上位をにぎわせる。昔からデピュティミニスター系の血を引く馬がよく好走するレースとしても知られ、最近も父クロフネのアエロリットが勝ち、母父ゴーストザッパーのギベオンが2着、母父フレンチデピュティのレインボーラインが3着。ストームキャットやダイワメジャーといった有力なマイラー血脈も順当に活躍している。

(解説:望田潤)

アナザーリリック

ポップロック、スピードリッパー、カノンコード、ペンタトニックなどの姪で、母アンソロジーはJRA2勝。父リオンディーズはエピファネイアの半弟でシーザリオの息子で、初年度産駒からピンクカメハメハなどを輩出。母父がサクラバクシンオーなので機動力も十分で、アネモネSでは外々を捲り上げてエンジンが違うという勝ち方だった。リオンディーズ産駒だから馬群に入らないのもよかったか。父に似た大トビで東京マイルは合っている。

距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

ヴィジュネル

母コードネームはハットトリックの全姉でJRA3勝。母母トリッキーコードはサンタイネスS(米G2・ダ7F)勝ち馬。父マクフィはドバウィ産駒で英2000ギニーなどに勝ち、メイクビリーヴ(仏2000ギニー、ミシュリフの父)、ルーチェドーロ、カレンロマチェンコ、オールアットワンスなどを輩出。マクフィ産駒・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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