【新潟大賞典予想】ここ3年はヌレイエフの血が強い ヌレサドのクロスがあれば鬼に金棒

2021年05月02日(日) 18:00

過去3年の連対馬6頭のうち5頭がヌレイエフの血を引いており、20年1着トーセンスーリヤはサドラーズウェルズ≒ヌレイエフの3/4同血クロス4×4、19年1着メールドグラースはヌレイエフ5×3、18年1着スズカデヴィアスはヌレイエフ≒フェアリーキングの3/4同血クロス4×4と、いずれもヌレイエフ絡みのクロスをもつ。また20年2着アトミックフォースは父ワークフォースがヌレイエフ≒サドラーズウェルズ4×2で、19年3着ロシュフォールはヌレイエフ≒サドラーズウェルズ4×4だ。取り上げた4頭ではボッケリーニがヌレイエフの血をひく。(解説:望田潤)

ダノンマジェスティ

アルアインやシャフリヤールの全きょうだいで、母ドバイマジェスティはBCフィリー&メアスプリント(米G1・ダ7F)勝ち。母父エッセンスオブドバイはスーパーダービー(米G2・ダ9F)などに勝った。3歳時はディープ産駒らしいしなやかさで追い込んでいたが、長期休養から復帰後は馬体重が20キロ近く増えてパワー型にシフトし、前走但馬Sなどは行きっぷりがよすぎてなだめながらの追走。今ならアルアインのように先行押し切りのケイバがよさそうだ。

距離◎ スピード○ 底力◎ コース○

バイオスパーク

メイショウライナーの半弟で、母母ナナヨーストームは現フローラS2着。近親にナナヨーウイング、ナナヨーヒマワリ、ナナヨーウォリアーなどが出る牝系。オルフェーヴル×マイネルラヴで「父中距離×母父短距離」だから、・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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