【NHKマイルC予想】空振り三振を覚悟で振り回すべき!

2021年05月02日(日) 18:00


■NHKマイルC(GI・東京芝1600m)フルゲート18頭/登録25頭

★3行でわかる! NHKマイルC 攻略の糸口

1.荒れるが人気薄の取捨が激ムズ。手広く買うのが正解!

2.枠番は「外>内」で脚質は「前」が優勢。距離短縮組は◎

3.前走1番人気僅差負けの馬に注目。1着は継続騎乗組

データ特注推奨馬

 ★シュネルマイスター

 順当決着ムードでも終わってみれば大波乱──といった結果が非常に多い、NHKマイルC。上位人気馬は意外に悪くない結果を残しているのだが、それ以上に穴馬が存在感を発揮しているレースといえる。ふたケタ人気の超穴馬であっても平気で上位に突っ込んでくるので、ここは手広く買ってナンボ。今年も、そうそう順当には決まらないはずだ。

 枠番は、内枠である馬番01〜06番がイマイチ。この時期の東京芝は「いかにも内有利」というイメージなのだが、このレースは中枠や外枠のほうが格段に信頼度が高く、内容もいい。そして脚質面は、意外なほどに「前」が優勢。馬券に絡んだ馬の半数近くを、4コーナーを6番手以内で回った先行勢が占めている。東京芝なので差しや追い込みも届くが、1着にまで突き抜けるのはかなり難しい。

 好調ぶりが目立つのは、前走で芝1800m以上戦に出走していた距離短縮組。あとは、当欄でデータを掲載しているように「前走1番人気馬」と「前走0秒5以内の着差で負けていた馬」も非常に強い。この3つは強力な買い材料となるうえに、今年は該当馬が少ないので、なおさら注目したいところ。あとはGIらしく、勝つのは継続騎乗組であることが多いというのも、押さえておきたいポイントである。

 現時点でのデータ特注推奨馬には、弥生賞DI記念の2着馬であるシュネルマイスターをあげた。距離短縮組で前走は0秒2差の2着、ルメール騎手の継続騎乗など、・・・

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小林誠

競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。

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