【POG2021-2022】ドラフト下位で指名しておきたい穴馬情報(須田鷹雄)

2021年05月04日(火) 18:00

ノーザンファームの穴として母ゴーマギーゴー

 前回の原稿でも少しドラフト下位向きの馬について触れたが、今回はテーマそのものが「ドラフト下位向き」なので、人気の集中しない馬という前提でいきたい。

 母ジョイフルビクトリー(牡/父Kitten's Joy・大久保)、馬名ダノンピーカブーは社台ファーム牡馬としてはかなり早い移動で、4月16日にはゲートにも合格。セール1億円馬だが、そもそも1億円馬も最近はたくさんいるのと、日本におけるKitten's Joy産駒はジャンダルムとダッシングブレイズが走った一方で勝ち上がり率は低いためギャンブルにはなるが、下位でならトライする価値がある。

 ノーザンファームで穴っぽいところというのは難しいが、母ゴーマギーゴー(牝/父ハーツクライ・須貝)、馬名ロジマギーゴーあたりは上位人気にはならないのではと想像する。3月に早来で見たときにも完成度の高い馬という印象だったが、そのまま順調にきて予定通り早期入厩。4月15日にはゲートも受かり、そのまま在厩で坂路では53秒台も出している。さらに好調教を披露すると人気になってしまうかもしれない。

 続いて非社台グループから。母スペシャルディナー(牡/父ロードカナロア・五十嵐)はこの原稿を書いている時点でまだ馬名も決まっていないし、ドラフト人気はほとんどないはず。ただ、赤本で報じているように入厩は早ければ5月中。2歳戦からの活躍を期待されている。6頭いる姉は未出走・未勝利・1勝のいずれかなのだが、兄は3頭すべてがオープン入り。牡馬だからこそ狙いたい。

 タガノの馬では母タガノレヴェントン(牡/父キタサンブラック・鮫島)、馬名未定も素材としてはよさそう。赤本では育成中のパッショーネのページに載っているが、内地移動の際に待ち受ける立場の宇治田原優駿ステーブル・青山主任からも楽しみな馬として名前が挙がっていた。

 母ルサビ(牡/父エピファネイア・石坂)、馬名スズノマーベリックはセレクションセールで筆者と師で競らせていただいた馬なので身びいきはあるが、ディアレストのページに出てくるコメントは私や師が演出したものではない。重厚タイプで早さはどうかと思っていたし赤本でも夏以降移動となっていたが、ここまでが予想以上に順調。石坂師によると、次回見に行ったときの状態次第では移動も検討するとのことだった。

外国産馬ならノースヒルズの母A Z Warrior

 人気にならない、ということでは外国産馬が狙い目なのではないだろうか。母A Z Warrior(牝/父American Pharoah・中竹)、馬名コンクパールはドラフト上位になるべき馬だが、ノースヒルズ好きの人はまず母ロードクロサイトに行くだろうから、人気になっても中位くらいでとれる可能性はある。4月27日にゲート合格。

 母Ava Pie(牝/父Into Mischief・吉岡)、馬名エレクトロワールドは、リフレイムに続く山口ステーブルのイヤリングセール購買馬。Into Mischief産駒はこれまで日本で13頭デビューして12頭勝ち上がり。残り1頭も1番人気2着まで来ており、順調な産駒が早期デビューなら外すことはないと期待。4月30日にゲート合格。

 2歳トレーニングセール組はさらに人気になりにくい。ただ今年は絶対にこれを取りたいという馬はいないので、ドラ10で指名候補馬が足りなくなったとき……くらいの感じでいこうと個人的には考えている。OBSマーチの母Brassy Lassie(牝/父American Pharoah・厩舎未定)か母Fenwick Hall(牡/父Street Sense・厩舎未定)あたり。

 全員が究極まで情報を集めているようならグループならともかく、ほのぼのPOGではマル外、特に2歳セール組はほとんど人気にならないはず。OBSエイプリルで100万ドルになった母Amen Hallelujah(牝/父Arrogate・厩舎未定)ですら下位で取れる可能性はある。4月のセリではOBS社のサイト内で、アンダートラックショーだけでなく歩き動画も見られるようになっていたので、興味のある方はご覧いただきたい。

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