【NHKマイルC予想】グレナディアガーズに危険信号!! 「妙味度」からは大波乱の予兆!!/第29回

2021年05月05日(水) 18:00

先週の天皇賞・春ではディープボンドを指名し、「儲かる軸馬」は推奨機会6連続好走中!今年のGIはいまだ着外なし!

しかし、絶好調のはずの当コーナーですが、ヒモは3週連続で抜けており、「軸選びさえ間違えなければ、あとはなんとかなる!」という企画のコンセプトがグラついています。単複勝負に切り替えるべきか? そのまま3連複でいくべきか? 卍氏に聞きつつ、NHKマイルCを予想します。

(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング 編集K3)

単複、馬連、3連複、3連単…、儲かりやすい券種はどれ?

編集K3(以下、K3) 先週の天皇賞・春は「儲かる軸馬」に指名したディープボンドが2着に好走しました。

 これで推奨機会6連続好走になりましたね。

K3 ただ、僕の馬券はまたヒモ抜けでした……。「ディープボンド、アリストテレス、ワールドプレミアの3連複に厚めに」と話していたように、投資額の半分以上をここに入れていたんです。

 それは残念でしたね。

K3 外から3頭が伸びて来たときは絶対に当たったと思ったんですけどねぇ。

 アリストテレスがカレンブーケドールを捕らえきれませんでしたね。

K3 3週連続ヒモ抜けはちょっと堪えました。もしかして単複勝負のほうがいいですかね? 今年の「儲かる軸馬」は単勝回収率112%、複勝回収率167%もあるわけですから。

 それはどうでしょうか。理論上は、単複よりも馬連、3連複のほうが高回収率を目指せますから。

K3 そうなんですか?

 単複で回収率が100%を超える買い目って見つけにくいんですよ。卍指数や妙味度でもかなり高い数字じゃないと基準を満たしません。

K3 買えるレースが少なくなるってことですね。このコラムも「今週はケンです」というわけにいかないですもんね。

 はい。でも、馬連や3連複なら、回収率が高い馬同士を組み合わせることで回収率100%を超える目ができるんです。例えば、複勝回収率95%の馬を複勝で買っても95%にしかなりませんが、そういう馬を2頭組み合わせて馬連で買えば100%を超えるということです。3頭組み合わせて3連複で買えば、さらに高い回収率が期待できます。もちろん、予想法の精度が高いことが前提にはなりますけど。

K3 過小評価された馬を複数組み合わせるほど儲かりやすくなるということですね。でも、そんな掛け算みたいにうまくいくんですか?

 実際に卍指数でも1位の馬の単複馬券を買い続けるよりも、卍指数1位から指数の高い馬に流す連勝馬券の方が、より高い回収率が見込めます。これは長い間ずっとそうです。

K3 つまり、単複よりも馬連や3連複のほうが儲けやすいと?

 はい。でもそこには資金の壁があることも忘れないでください。収支を安定させるためには資金配分が必要ですから、3連複、3連単だとそれだけ資金が必要になります。なので、予想の回収率と資金のバランスを考えて券種を選んだほうがいいですね。

K3 なるほど。やっぱり僕は今までどおり3連複で資金配分して、高配当すぎる買い目だけワイドで買う方法を貫こうと思います。

 数レースうまくいかないぐらいでやり方を変えるのは良くないですからね。仮に今週単複を買ったら、当たったときに「3連複にしておけばよかったー」って言いそうじゃないですか(笑)。

K3 絶対に言いますね(笑)。では、3連複が当たる予定のNHKマイルCの妙味度を教えてください。

 はい。上位人気馬の総合妙味度は以下の通りです。・・・

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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