【京王杯スプリングC予想】 良馬場で1分19秒台の高速決着ならば ダンジグの血を引く大型馬が馬券に絡む

2021年05月09日(日) 18:00

東京芝1400で行われる安田記念のステップレース。良馬場でペースが流れて1分19秒台の高速決着になったときは(19年、18年、16年)、リナーテ6人気2着(牝488キロ、母父オーペン)、ロジクライ2人気3着(514キロ、母母父ダンジグ)、キャンベルジュニア7人気2着(546キロ、母父リダウツチョイス)、サトノアレス2人気3着(504キロ、母父デインヒル)、ロサギガンティア2人気3着(530キロ、母母父シャーディー)と、ダンジグの血を引く大型馬が必ず馬券に絡んでいる。昨年も稍重だが1.19.8の勝ち時計で、母父ハードスパンのダノンスマッシュが逃げ切っている。取り上げた5頭でダンジグの血を引くのはミッキーブリランテ(母父ダンジリ)。(解説:望田潤)

エアアルマス

エアファンディタの半兄でエアマックールの甥。3代母エンジェリックソングはグロリアスソングやデヴィルズバッグの全妹にあたる超良血で、レディバラードの母でダノンバラードの母母。父マジェスティックウォリアーはホープフルS(米G1・ダ7F)勝ち馬でベストウォーリアの父。1400は芝ダ合わせて3戦2勝2着1回で、以前より短距離向きの肉付きになってきたようにも見える。砂をかぶると戦意喪失するのでその点では芝もいいが、19秒台の高速戦ではさすがにどうか。

距離○ スピード○ 底力◎ コース○

セイウンコウセイ

クラリティスカイやタイキフォーチュンの近親で、トムフール的なスピードと機動力を誇る牝系。ミクスドマリッジの牝馬クロス7×5はアドマイヤムーン産駒の走るパターンで、・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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