【葵S予想】 今年は中京芝1200での施行 女性上位&先行有利の傾向が

2021年05月23日(日) 18:00

3歳のオープン特別として京都芝内1200で行われてきたが、18年から重賞に格上げ。今年は中京芝1200での施行なので、データや傾向であれこれ書きにくいレースではある。20年は牡のビアンフェが勝ったが、16〜19年まで牝が4連勝していた。過去5年の連対馬11頭のうち8頭が牝で、牡・セン[1-2-2-31]、牝[4-4-2-28]と圧倒的に女性上位の傾向。これが中京でもつづくかどうか。ちなみに過去5年の勝ち馬は逃げ3先行2でいずれも前残り。(解説:望田潤)

ダディーズビビッド

ケイティープライド(父ディープインパクト)やダディーズマインド(父トーセンホマレボシ)の3/4同血の弟で、アドマイヤムーンやエフフォーリアのイトコ。牝祖ケイティーズは愛1000ギニー馬でヒシアマゾンの母。キズナ×フレンチデピュティ系はクリスティ、グランスピード、ショウナンハレルヤなどよく走っている。シンザン記念は馬場の悪いところを走らされ、毎日杯は1800が長かったが、にしても橘Sの好時計圧勝はビックリ。1400が一番合っているようだ。

距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

モントライゼ

エクリプスS(英G1・芝約10F)に勝ったメディチアン(アドマイヤマーズの母父)の甥で、・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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