【エプソムC・函館SS予想】重賞出走予定馬の追い切りを徹底分析! 変則日程の北海道開催の調教適性も必見!!

2021年06月09日(水) 18:00

好走時のパターンに戻して巻き返しを狙う1頭とは!?

 例年なら函館からスタートする北海道の開催も、今年は札幌から。ここでポイントになるのが、競馬場での調教施設。函館だとウッドチップ馬場がありますが、札幌はダートと芝のみ。芝の追い切りに関しては、どの馬でも利用できるわけではありません。これは芝保護を目的としており、芝レースに出走予定の馬に限られてきます。しかも利用できる回数にも制限があるため、やっぱり調教に関しては、函館の方が便利なのかなあと思います。

 それゆえに、今年の北海道シリーズの調教適性をどう考えるか。ちょっと悩みましたが、これに関しては、札幌開催からスタートした2009年(函館競馬場が改修工事)を参考にしました。これについては、当コラムの最後で札幌芝1200mを取り上げておきましたので、ご一読いただけますと幸いです。

【函館SS/カレンモエ】

 デビューから10戦がすべて1番人気。父ロードカナロア、母カレンチャンの夢の配合はやっぱり人気を集めますが、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

関連情報

新着コラム

コラムを探す