【CBC賞予想】今年は小倉1200で行われるCBC賞 ストームキャットとダンジグが優勢か

2021年06月27日(日) 18:00

今年は中京ではなく小倉で行われるCBC賞。最近の小倉芝1200の重賞とオープン特別の結果をみると、レッドアンシェル(母父ストームキャット)、シヴァージ(父ファーストサムライ)、モズスーパーフレア(父スパイツタウン)、グルーヴィット(父ロードカナロア)とストームキャットの血を引く馬、メイケイエール(デインヒル4×4)、ラヴィングアンサー(母父ロックオブジブラルタル)、ヨカヨカ(母父デインヒルダンサー)、モズスーパーフレア(母父ビロングトゥミー)とダンジグの血を引く馬の活躍が目立つ。取り上げた4頭ではピクシーナイトとヨカヨカがダンジグの血を引く。(解説:望田潤)

アウィルアウェイ

名繁殖トキオリアリティーの孫で、インディチャンプの3/4妹で、リアルインパクトやネオリアリズムやアイルラヴァゲインの姪で、アペルトゥーラのイトコ。母ウィルパワーはJRA4勝(1200〜1400m)。この牝系の牝馬は勝ち鞍の全てが1400m以下で、本馬もジャスタウェイの娘だがスプリンターに完成した。ハイペリオン的持続力で差すので高速決着は辛いが、馬場が悪すぎるのも辛い。GIIIなら地力上位でも、ここも上がりがかかる前崩れを待つ身。

距離◎ スピード○ 底力◎ コース○

タイセイビジョン

クッカーニャの甥で、母ソムニアは函館2歳S3着。近親にユートピアやアロハドリームなど。アンデスクイーンと似た輪郭の配合で、ノーザンダンサーのクロスが強い母にアウトブリードのタートルボウルを・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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