2021年06月29日(火) 18:00
鳴尾記念でGI馬たちを相手にしながら完勝した勢いそのままに、好走したユニコーンライオンの取捨がポイントになった(C)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、春競馬の掉尾を飾った宝塚記念を取りあげます。圧倒的人気馬がしっかりと勝ちきった一戦を、はたしてどんなアプローチで納得の利益に繋げたのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“馬券ソルジャー”ワルキューレ氏です。まずは本命に、「消耗戦に非常に強く馬場も問わず走れる」クロノジェネシスを推し、対抗に「こちらも高いレベルで安定感のある走りを見せる」レイパパレを指名します。好走した人気馬をきっちりと評価しつつ、さらに7番人気2着のユニコーンライオンを「展開にも恵まれましたが前走内容を評価、例年と違い今年は開幕2週目というのもあり、やはり内枠、前残りに警戒」ということで3番手に抜擢したのです。
つづいては、“調教捜査官”井内利彰氏です。自慢の調教分析で、「最終追い切りが栗東坂路で2F24.9秒以下の時計をマーク」した馬を重視。そして、勝ったクロノジェネシスを本命にし、2着のユニコーンライオンが対抗という素晴らしい結論に達するのです。
もちろん追い切り時計だけでなく、クロノジェネシスに関しては「外国から帰ってきてどっしりしている」という斉藤崇史調教師の談話を紹介しつつ、そのことによって「調教内容全体の密度を濃くしている」という推論を展開。またユニコーンライオンについても、「最終追いの動きで言えば、前走時よりも今回の方がより切れを増した印象」と、現場派ならではの視点も提示しての説得力のある見解を披露してくれたのです。
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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