【函館記念予想】常識に沿った予想ではどうにもならない難解な重賞

2021年07月16日(金) 18:00

良い穴馬を軸にする場合には押さえに回したい人気2頭

 函館記念は難解な重賞で、常識に沿った予想ではどうにもならない面もある。

 カフェファラオの初芝は正直判断が難しい。父を考えると芝をこなしても不思議ではないが、別種目に斤量を背負う立場で挑戦するというのは有利ではない。馬券的な観点で言うと人気になる段階でリスクのほうが大きいので、なにか良い穴馬を軸にする場合にはひもで押さえる、程度でよいのではと考えている。

 マイネルウィルトスは連勝の勢いが魅力。前走の圧勝ぶりもあって・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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