【クイーンS予想】今年は函館で行われる牝馬重賞 洋芝でネヴァーベンドとダンジグが有力か

2021年07月25日(日) 18:00

例年札幌芝1800で行われる牝馬重賞だが、今年は函館芝1800での開催。過去5年の結果をみると、北海道の洋芝戦らしく、レッドアネモス(11人気1着)、ビーチサンバ(4人気2着)、カリビアンゴールド(9人気3着)、フロンテアクイーン(4人気2着)、トーセンビクトリー(6人気2着)と、ネヴァーベンド≒ボールドリーズンの血を引く馬がよく穴になっている。またミッキーチャーム(母父ダンジリ)、ディアドラ(父ハービンジャー)、カリビアンゴールド(母父ケープクロス)、ソウルスターリング(父フランケル)と、ダンジグを引く馬の活躍も目立つ。(解説:望田潤)

シゲルピンクダイヤ

 シゲルピンクルビーの半姉で、ムーンリットレイクやヒュッゲの姪で、母母ムーンライトダンスは愛インタナショナルS(愛G3・芝8F)勝ち。ダイワメジャー×ハイシャパラルはアマルフィコーストと同じだが、こちらはハイシャパラルの母父ダルシャーン譲りのフレンチな斬れが武器で、デゼルやデンコウアンジュなどと似た差し方をする。大箱ベターでスローでタメたほうが斬れるタイプだから、小回り1800特有の流れになると意外に差しにくいかも。

距離○ スピード○ 底力◎ コース○

テルツェット

 リアルスティールやラヴズオンリーユーの姪。3代母モネヴァッシアは・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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