【クイーンS予想】北海道の重い芝が初体験となる馬が多い!!

2021年07月29日(木) 19:00

 こんにちは、むねひろよしたかです。

 調教師試験に合格後、開業するまでの間は技術調教師と呼ばれます。蛯名技術調教師は、現在藤沢和調教師に師事しています。

『テキ(藤沢和調教師)からは馬に乗るなって言われている』と蛯名氏は述べていますが、同じニュアンスの言葉を矢作調教師からも以前聞いたことがあります。『調教師の仕事としては、馬に乗ることよりももっと重要なことが沢山ある』ということを述べられたものです。

 確かに、一流の成績を挙げている厩舎の調教師は、全員とは言いませんが調教に乗らない人がほとんどです。藤沢和調教師も矢作調教師も乗りません。

◆クイーンS

ターゲット馬→テルツェット

(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規

 1勝クラスから4連勝で牡馬相手の重賞まで制した凄い勢いで挑んだ前走のヴィクトリアマイルで1.4秒差・『14』着と惨敗。通用しませんでしたが、自身がマークした上がりは33.5秒。5〜3走前の軽い芝で上がり33.9・33.0・33.6秒とメンバー中最速の数字を使って勝利していましたが、一線級が相手となってもう少し要して欲しかったというのが本音でしょう。

 その意味では、今回の重い芝・距離延長という2つの要素は好感が持てるものと言えます。その目論みが正しいものとなれば、前進があっていいでしょう。北海道の洋芝のみを使用された重い芝は初めてとなりますが、・・・

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棟広良隆

日本屈指の理論派で、高配当馬券に注目する“競馬穴リスト”。馬場レベルを基本とする『激走レンジ<range>』を駆使するのは既に有名だが、『馬券の買い方』についてもこれまで世になかったメカニズムを発表し、第一人者となる。グリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』でも活躍中。主な著書に『同じ予想でプラスになる人、ならない人』など。
公式ホームページ名は『ムネヒロネット』。

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