2021年08月08日(日) 18:01
ミカエル・ミシェル騎手(撮影:高橋正和)
8/4(水)、netkeiba公式インスタグラムにて、フランスのミカエル・ミシェル騎手とコラボ配信を開催! 日本競馬への思いや、ファンの皆さんからの質問にたっぷりお答えいただきました。
生配信中、ミシェル騎手のお部屋の電話が何度も鳴るアクシデント(?)にも、とっさに「スミマセン!」と断りを入れたり、こちらの質問に通訳なしで答えたり、日本語もどんどん上達しているようでした。当コラムではその模様をダイジェスト記事でお届けします。
(取材・進行:キャプテン渡辺、通訳:西村佳子、文=netkeiba編集部)
──ミシェル騎手はいまどちらにいらっしゃいますか?
アスコット競馬場でシャーガーカップに出場するための隔離期間中で、ロンドンのホテルにいます。とても楽しみでワクワクしていますが、1番は勝ちたい気持ちが強いです。
──普段はどのような生活をしているのでしょう?
フランスのシャンティイに住んでいて、朝起きてトレーニングをして、午後から競馬場で練習をしています。休日は英語と日本語を勉強して、他のスポーツもしています。語学はすごく難しいですが、頑張って勉強しています!
──最近、日本の競馬は見ていますか?
もちろんです。いま1番好きな馬はクロノジェネシス! ソダシにも注目しています。すごく強いし美しい。フランスでも白毛は貴重ですよ。
──日本で1番印象に残ってる自分のレースは?
どれっていうのはなくて、乗ったもの全て印象深いです。“すべてでいい仕事をしよう!”と努力しました。
──騎乗する際に心掛けていること、気をつけていることはなんでしょう?
まずは馬をたくさん撫でて、優しく接することです。気持ちは馬に伝わるので、たくさん話しかけるようにしています。(辛いことがあっても)まずは外に出て散歩をして心を落ちつかせてから、なにが問題だったかを考えて改善します。落ち込んだりは絶対にしません。ポジティブでいないと!
「まずは馬をたくさん撫でて、優しく接すること」(撮影:高橋正和)
──レースで1番人気になったときは緊張するのでしょうか?
緊張することはあまりなくて、1番人気の馬に騎乗できることに対する喜びの方が大きく、モチベーションもあがります。でも、どんな馬に乗った時でも絶対に勝ちたいという気持ちです。 いつでも戦える態勢が整っています!
──尊敬している日本のジョッキーはどなたでしょう?
C.ルメール騎手とマトバサン(的場文男騎手)です。ジョッキーはすごく難しい仕事なのに、ずっと長く乗り続けて、たくさん勝っているのは本当にすごいことだからです。いまは皆さんとはSNSでやりとりをしていますが、はやく直接お会いしたいです。
おなじフランス出身のルメール騎手と(撮影:高橋正和)
──ミシェル騎手も60歳までジョッキーを続けたい?
いいえ…私はポニーでちょっと散歩するくらいがいいかな(笑)。
──「はやくJRAの騎手になって」というコメントがたくさんきていますよ。
それが私の夢なので、早くJRAのジョッキーになりたいです!
──日本のファンへのメッセージを。
いつもファンの皆さんからのメッセージが私の力になっているので、本当にありがたく思っています。1年半も日本に行っていないので、とても悲しい気持ちです。日本がすごく大好きなので、コロナが収まったら、はやく日本に行きたいです!
アリガトウゴザイマシタ! マタネ!
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