2021年09月01日(水) 18:02
▲松岡騎手が考える“自分らしい”ジョッキー像とは
長期休養中の松岡正海騎手をお迎えしての対談。前回、前々回で、ウインブライトとの思い出を振り返っていただきましたが、その最愛のパートナーがターフを去った今、松岡騎手のモチベーションはどこにあるのか? 今回はこれをテーマにお届けします。
ジョッキーとして様々な経験を重ねた松岡騎手がたどり着いた、“自分らしい”ジョッキー像とは?
(取材・構成=不破由妃子)
※この対談はZoomで行いました
──ウインブライトが引退した今、松岡さんのモチベーションはどこにありますか?
松岡 特段のモチベーションはないですよ。ケガをした騎手は、みんな競馬に乗りたくて復帰すると思いますけど、僕もそんな感じです。去年の秋は、「ウインブライトに乗るために…」という自分だけの気持ちがあったけど、今はただの騎手だから(笑)。でも、求めてくれる人に寄り添って仕事をしていきたいという気持ちはありますね。
佑介 そういう気持ちになったのも、ここ数年ですか?・・・
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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。
藤岡佑介
1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。
コラム
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