【紫苑S予想】中山内2000の秋華賞TR ロベルト血脈の機動力を重視

2021年09月05日(日) 18:00

中山内2000で行われる秋華賞トライアル。昨年はパラスアテナが通過順8-6-4で10人気2着。一昨年はパッシングスルーが通過順3-3-3で2人気1着、フェアリーポルカが通過順4-4-4で6人気2着。最近はルーラーシップ産駒の好走が目立つ。好位で立ち回れるルーラー産駒となると、フラワーCを3-3-4-2で勝っているホウオウイクセルがまずクローズアップされる。中山内回りの重賞らしくロベルトの血を引く馬の好走も目立つ。(解説:望田潤)

エイシンチラー

エーシンリターンズやエイシンニーザンやエイシンクリックの姪で、母母エイシンサンサンは小倉3歳S勝ち馬。父リアルインパクトは安田記念に勝ったディープインパクト産駒でラウダシオンの父。サーゲイロードやワイルドリスクのクロスが効いていて、リアパク産駒にしてはしなやかなストライドで走り、三面川特別は後方から大外一気でナデ斬ってみせた。いかにも大箱1800がベストコースというタイプに見えるので、中山内2000でどう乗るか。

距離○ スピード○ 底力◎ コース○

スライリー

スペチアーレの姪で、母母ターキーはミルリーフ4×4を持ちJRA3勝(芝2000-2500m)。3代母カーラパワーの産駒にダノンシャークやレイカーラ、孫にインターミッションがいる。そこに・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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