2021年09月05日(日) 18:00
20年と19年はトロワゼトワル(母父ハーツクライ)が連覇しているが、18年勝ち馬ミッキーグローリー、20年3着ボンセルヴィーソ、18年3着ロジクライもトニービンの血を引く。開幕週の中山マイルで意外な傾向ともいえるが、あまりペースが緩まず持続力も問われる流れになりがちだからか。ディープインパクト産駒はここ5年で[1-4-1-9]で、牝馬に限れば[0-3-0-3]。取り上げた5頭でトニービンをもつ馬はいない。ディープインパクト牝駒はコントラチェックとスマイルカナ。(解説:望田潤)
カラテ
グランドサッシュの甥。牝祖ゴールデンサッシュはサッカーボーイの全妹で、ステイゴールドやレクレドールの母でショウナンパンドラの母母。父トゥザグローリーはトゥザワールドの全兄で日経賞や日経新春杯に勝った。+16キロで出てきた昨暮から突然本格化し、坂路でも抜群に動くようになり、東京新聞杯も馬群を割って破竹の3連勝。中山でも途中で押し上げられる馬だが、安田記念をみても高速決着すぎると辛いか。開幕週であまり馬場が速いと…。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
グレナディアガーズ
母ウェイヴェルアベニューはBCフィリー&メアスプリント(米G1・ダ7F)勝ちで、その父ハーリントンはガルフストリームパークH(米G2・ダ9.5F)勝ち。父フランケルは英2000ギニーなど・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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