【ローズS予想】本番に直結する最重要トライアル

2021年09月18日(土) 18:00

クラシック上位馬不在の今年は波乱の可能性も

 牝馬3冠目の秋華賞2000mは未知の距離ではない。男馬の菊花賞3000mの路線と異なり勢力図の一変はない「オークス→ローズS→秋華賞」の関連はきわめて強力。

 最近10年、ローズSの勝ち馬は8頭までがオークス出走馬。3着以内に好走した30頭のうち、約半数の14頭がオークス出走馬でもある。

 また、秋華賞で3着以内の30頭には、オークス出走馬が19頭もいて、トライアルのローズSを直前のステップにした馬が15頭いる。ローズSは、本番に直結する。

 ただ、近年は有力馬の出走スケジュールが変化し、2018年、2020年に続き、今年のローズSには・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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