【毎日王冠予想】圧巻のパフォーマンス見せた2年前の再現に期待

2021年10月09日(土) 18:00

1800mは3戦3勝の絶好舞台

 グレード制が導入された1984年以降の20数年間では、このGIIを勝った3歳馬は1988年のオグリキャップだけ。だが、近年は出走スケジュールが変化し(菊花賞に向かう3歳馬が減り)、現在は3年連続して若い3歳馬が連対している。

 昨年の勝ち馬は1番人気の3歳馬サリオス。ドイツの名門牝系で、祖母はザルデンティゲリン。今年の3歳馬シュネルマイスターの祖母ザルデネーレと姉妹の関係になる。

 5歳の伏兵ヴェロックスもまったく同じ牝系出身で、さかのぼる数代前の牝祖は同じドイツ系牝馬。ドイツ血統のトルカータータッソが凱旋門賞を勝ったばかりでもあり、1番人気だろう3歳シュネルマイスター(父Kingmanキングマン)向きの風が吹いている。

 一方、ダノンキングリー(父ディープインパクト)は・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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