「難しいねぇ、馬は」グッドアズゴールドとの一戦を回顧&ファンの声に思うこと

2021年10月19日(火) 18:01

先週、レースでは初めて騎乗したグッドアズゴールドですが、実はデビュー前から小牧騎手が調教をつけていた馬。「走ってきそうやな」と楽しみにしていたそうですが、いざ競馬でコンビを組んでみると…。はたして小牧騎手が頭を抱えたグッドアズゴールドの様子とは!? また、最近ファンによく声を掛けられるという小牧騎手。ファンとのやり取りのなかで芽生えた、ある思いを明かしてくれました。(取材・文:不破由妃子)

※このインタビューは電話取材で実施しました。

ファンに声を掛けられるたびに思う「頑張らなアカン!」

──先週は久々に秋の新潟に参戦。

小牧 土日で1頭ずつやったけど、乗りに行けてよかったです。まぁ寒かったけどね(苦笑)。ただ、新潟を楽しむ余裕はなくて、日曜日の9レースが14時5分の発走で、15時10分の飛行機で帰ったからね。

──めっちゃ強行スケジュール(笑)。

小牧 すごいやろ(笑)。でもね、15時10分の飛行機を逃すと、そのあと18時まで飛行機がないんやわ。

──なるほど。小牧さん、時間を無駄にしたくないタイプですもんね。

小牧 そうやねん。我ながらすごいと思ったわ。

──では、さっそくレースについてですが、グッドアズゴールド(10月16日・新潟9R・3歳上1勝クラス)は、レースでの騎乗は初めてでしたが、デビュー前から小牧さんが調教をつけていた馬ですよね。

小牧 そうそう。調教にはデビュー前から乗っていて、走ってきそうやなと思っててん。だから今回も楽しみにしてたんやけど…(18着)。なんか上にばっかり飛んでてね。気持ちの面でも、返し馬からイレ込んでしまって。ホントに楽しみにしてたんやけどなぁ。・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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