【菊花賞予想】春クラシック馬不在の馬券予想が楽しい一戦

2021年10月22日(金) 18:00

人気のステラヴェローチェは長距離戦で良いという印象はないのだが…

 春クラシック馬がいないのは寂しいが、今回は牝馬の参戦があったり、馬券的に狙えそうな馬が多かったり、予想としては楽しい菊花賞だ。

 人気はステラヴェローチェだろう。長距離戦で良いという印象はないのだが、そもそも能力の絶対値がこの中では高い。最近の菊花賞や天皇賞春は、年にもよるが本質的には中距離馬という馬が勝ち負けしてしまうことも普通にある。差すときの進路取りが上手い馬なので、無駄なスタミナロスなく直線で前の馬をさばきたい。

 オーソクレースは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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