【天皇賞・秋予想】ヌレイエフの血がよく馬券に絡む ディープ産駒は良なら7年連続連対中

2021年10月24日(日) 18:00

近5年のうち、良馬場で行われた20、19、18、16年は、アーモンドアイ、レイデオロ、リアルスティール、クロノジェネシス、アエロリット、キセキと、ヌレイエフの血を引く馬がよく馬券に絡んでいる。またフィエールマン、ダノンプレミアム、サングレーザー、リアルスティール、ステファノス、スピルバーグ、ジェンティルドンナと、良馬場ではディープインパクト産駒が7年連続連対中。良ならヌレイエフの血とディープインパクト産駒にまず注目すべきレースといえる。ちなみに不良馬場の17年はヌレイエフもちもディープ産駒も馬券に絡んでいない。登録馬でヌレイエフをもつのはカイザーミノル、サンレイポケット、トーセンスーリヤ、ペルシアンナイト、ムイトオブリガード、モズベッロ。ディープ産駒はカデナ、カレンブーケドール、グランアレグリア、コントレイル、ポタジェ、ワールドプレミア。(解説:望田潤)

エフフォーリア

ゴーステディやトールハンマーの甥で、アドマイヤムーンやダガーズアラベスクやダディーズビビッドのイトコ。エピファネイア×ハーツクライだから晩成で長いところ向きの血統といえるが、母母ケイティーズファーストがパワーマイラーなので3歳春の時点である程度完成し緩さを感じさせないのがいい。長手の体型を利した豪快なストライドはいかにも東京向き。昨年のような32秒台の上がり勝負や、一昨年のように116秒で走破する高速巡行戦になってどうかだろう。

距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

カイザーミノル

エーポスの半兄で、サラナックS(米G3・芝9.5F)勝ちロックロブスターの甥で、母母タドウィガはメイトロンS(愛G3・芝8F)勝ち馬。母父スマートストライクはストロングリターン、レッドオーヴァル、・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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