2021年11月02日(火) 18:02
▲10月10日の2歳新馬戦を制したタガノエスコート (C)netkeiba.com
10月9日、10日の土日は3連勝を含む騎乗機会6連続連対となったミルコ騎手。今回は「強かった!」と明かすタガノエスコートとのレースを回顧しつつ、惜しくも2着となったアリストテレスとの京都大賞典についても振り返ります。
(取材・構成=森カオル)
──10月の2週目(10月9日、10日)には、3連勝を含む騎乗機会6連対というすごい週がありましたね(先週も土曜日のアルテミスSから騎乗機会3連勝!)。
ミルコ そういえば、3連勝ありましたね(笑)。 久しぶりの阪神だったのもあるし、超気持ちよかった! あの日(10月10日)は、須貝先生がヴェローチェオロ(阪神9R・三田特別1着)とリレーションシップ(阪神10R・戎橋S1着)と強い馬に乗せてくれて。
──5Rの芝1800mでデビューしたタガノエスコートも強かったです。
ミルコ 強かった! 調教で乗っている国分兄弟もすごく期待しているみたい。
──調教で乗っているのは恭介騎手ですね。
ミルコ ああ、恭介くん。僕、まだ恭介と優作の見分けが難しい。彼から走ることは聞いていたし、実際に乗ってみて、いい馬だなと思いました。とっても賢いね。
──逃げた馬がギリギリまで頑張るなか、余裕たっぷりの脚色でかわしましたね。
ミルコ そうです。エンジンが掛かったら、一気に差し切ってくれた。最後は余裕だったね。スタミナがあるし、なによりあの馬は気持ちが強いです。とっても負けず嫌い。たぶん自分に自信があるんだと思う。
けっこう大きくて(初出走時は482キロ)力もあるし、折り合いも楽。スタートは出していったから少し噛んでいたけど、すぐに折り合えたから。ホントに賢い馬です。
──あの日はタガノエスコートでの勝利で始まり、リレーションシップまで3連勝。これはアリストテレスで4連勝か!? と思ったのですが、最後の最後にダービー馬が飛んできて…。・・・
続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。
登録済みの方はこちらからログイン
バックナンバーを見る
このコラムをお気に入り登録する
お気に入り登録済み
お気に入りコラム登録完了
ミルコ・デムーロ「Road to No.1 世界一になる」をお気に入り登録しました。
戻る
※コラム公開をいち早くお知らせします。※マイページ、メール、プッシュに対応。
このコラムでは、ユーザーからの質問を募集しております。 あなたからコラムニストへの「ぜひ聞きたい!」という質問をお待ちしております。
ミルコ・デムーロ
1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。
プロフィール
M.デムーロの全成績
コラム
ミルコ騎手が乗ってきた中で一番“可愛い”と思った馬は…?
【ユーザー質問】同じ左回りでも似て非なるもの! 東京と新潟の両競馬場をコース解説
ニュース
【アルテミスS】M.デムーロ騎手がJRA重賞100勝達成「国枝調教師の管理馬で達成できて…」
M・デムーロが交通安全広報大使に 京都府右京警察署
競輪
競輪を気軽に楽しもう!全レース出走表・競輪予想、ニュース、コラム、選手データベースなど。