【武蔵野S予想】ニジンスキーもちが毎年上位を賑わす シアトルスルーの血にも注

2021年11月07日(日) 18:00

大箱ダートの重賞らしく、サンライズノヴァ(20年&18年1着)、ソリストサンダー(20年2着)、クインズサターン(18年2着)、サンライズソア(17年2着)、タガノトネール(16年1着)、ゴールドドリーム(16年2着)と、ニジンスキーの血を引く馬が毎年上位を賑わせている。またシアトルスルーもダートをストライドで走る系統だけに、東京では常に注意が必要。取り上げた5頭ではエアスピネル、ソリストサンダー、ダイワキャグニーがニジンスキーの血を引く。(解説:望田潤)

エアスピネル

エアウィンザーの全兄で、エアシェイディの甥で、母エアメサイアは秋華賞馬。エアシャカールも近親で、ボールドルーラー的な機動力をよく伝える牝系だ。母母父ノーザンテーストの影響も強いマイラーっぽい体型で、キングマンボのパワーの血を増幅した配合でもあり、芝ダ、距離、馬場状態不問の多才ぶりを発揮してきた。そのぶん・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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