2021年11月09日(火) 18:01
先週は、ラストマンとともにみやこSに挑んだ小牧騎手。結果は残念ではありましたが、「また乗りたい!」と前向きなコメントも。そのほか、4着と健闘した新馬のミラクルスター、6着に終わったサワーホマレーのレースを回顧。次走に向けての手応えと課題を語ってくれました。(取材・文:不破由妃子)
※このインタビューは電話取材で実施しました。
──先週は、日曜メインのみやこS(GIII)でラストマンに騎乗。7月のプロキオンS以来の重賞騎乗となりましたね。
小牧 ちょっと残念な結果になってしまったけどね(14番人気16着)。でも、久しぶりに重賞に乗せてもらってうれしかったです。
──ラストマンは初騎乗。関東馬ですが、どういった経緯で依頼があったのですか?
小牧 以前、戸田先生から頼まれていた馬が除外になってしまったことがあってね。そのときに、「今度関西圏の重賞を使うときに改めて頼むわ」と言ってくださって。それで今回、依頼をもらいました。ジックリ行って、ひとつでも上を目指そうと思って乗ってたんやけど、早々に脚がなくなってしまったね。
──マイナス19キロの462キロ。デビュー以来最低体重だったので、そのあたりが影響しなければいいなと思っていたのですが。
小牧 そうやねぇ。初めて乗ったから、以前と状態を比べることはできないけど、とにかく3コーナーの時点で手応えがなかったです。だから、敗因についてはなんとも言えない。これまでのレースを見る限り、もっとやれていい馬だと思うから、また乗せてもらいたいです。
──阪神4Rでは、服部厩舎のミラクルスターがデビュー(2歳新馬・ダ1200m・10番人気4着)。
小牧 もともと能力は引けを取らないだろうと思ってたんやけど、・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。
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