グランアレグリアの体重

　先週のエリザベス女王杯、荒れましたね〜。

　勝利したアカイイトですが、それまでのレースを見ていると、折り合い面の難しさを感じる一方で、プッシュしないと進んでいかないような形のレースもあり、非常に難しい馬だと感じていたのですが、騎乗した幸騎手も、「ノリさんから掛かる所があると聞いていた。確かに、その点は難しいだろうな〜と感じながらも、過去の映像を見ると逆にフワフワとする面もありそうで…。でも今回においては、厩務員さんも言っていたけど、テンションが我慢できていたのが大きかったと思うし、特殊な馬場だったので一か八かのレースをしようと思っていた」とのこと。

　それにしても、大外から一気に抜け出す姿には、昨年のラッキーライラックと重なるところもあり、荒れた馬場の阪神2200mのポイントは、持久力＋長くいい脚を使える追い込み馬にあったのかもしれません。

　さぁそれを踏まえて、今週のマイルCSをどう紐解くか？

　先週のイメージからすると、距離に関して1800mあたりを走れる馬がよさそうな印象を受けます。ではそこでグランアレグリアをどう見るか？ ですが、それ以前に今週のフォトパドックでの姿には驚きました。

　どう見てもフクヨカすぎる体に。

　よって担当の渡部助手にそのあたりをお聞きすると、「とにかくこの中間は調教師から、食わせろと指示が。よってカイバを増やしています」と。

　この背景にあるものとは？輸送競馬に加え、距離が2000mではないという点もあるのかもしれません。

　また、「年齢と共にドッシリとしてきて、今ではちょっとやそっとのことで動じない。だから食べるのも食べるし、食べた分が身になる。当日2桁増の体重になる可能性も」と話していたのが月曜日なのですが、追いきり後の公式発表が前走時と同じ504キロ。

　よく分からなくなりました…。となると正直、当日のパドックでデキと体重チェックは大事な気がします。

　現時点でダノンザキッドは今の阪神マイルに合う気がしており、どんな走りを見せるのか？ 楽しみにしています。

　買い方においては枠がでてからジックリ考えようと思っています。

　それでは皆さん、日曜日は競馬中継でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。