2021年11月30日(火) 12:00
今週のチャンピオンズカップはソダシの出走が話題になっている。
GIで初ダートというのが難しい……という話はどこかにも載っていそうなので、グレード別に初ダート馬の成績というのを見てみよう。対象期間は、フェブラリーSがGIに昇格した1997年以降とする。
また、マル地(出戻り含む)・カク地・カク外は除外し、中央調教馬が「JRAのダート戦にはじめて出走したケース」のみを対象とする。例えば下位グレードには僅かな数だけ「条件交流に出走していた馬」が残っていたりというようなこともあるが、手作業で全て正確に取り除くのが難しいので、敢えてそのままでいく。
まずは中央GIで初ダート。
[0-0-1-26] 複勝率3.7% 複勝回収率10%
3着は2001年フェブラリーSのトゥザヴィクトリー。3番人気以内馬8頭で3着1回はやはり物足りない。
中央GIIで初ダートというケースは、・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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