2021年12月16日(木) 19:00
こんにちは、むねひろよしたかです。
年末になると、次の種付けシーズンを見越しての重賞勝ち馬の引退の報告が多く耳に入ってきます。今年引退した(する)活躍馬を見てみると……
牡では、インディチャンプ・キセキ・クリソベリル・コントレイル・ダノンプレミアム・ダノンスマッシュ・マテラスカイ・ワールドプレミア。これらは、全馬種牡馬となるとの発表があります。
牝では、アウィルアウェイ・カレンブーケドール・グランアレグリア・クロノジェネシス・ノーワン・モズスーパーフレア・ラヴズオンリーユー。 地方馬では、中央馬相手にJBCスプリントを勝ったサブノジュニア・ブルドッグボスに、ノブワイルドも種牡馬入りが発表されています。
馬券作戦上は、『馬は血で走るのではない。脚で走るのだ』というのが私の格言にあります。これは、何も血統を馬鹿にしているのでは決してありません。
血統というのは、例えば「初芝・初ダート」「初距離」など、これまで経験のない部分を推測するのに非常に有効な武器になると思いますが、実際のレースで残した数字・結果というものに当て嵌めるのはあまり意味のないことと感じています。
私が提唱する理論である激走レンジ<range>は、『今現在競馬が行われている馬場レベルの把握』と『その馬場レベルに合致した馬のキャラクターをピックアップ』という2つが主軸となっていますが、後者に関しては見えている部分こそが大事になってきます。実際のレースで見せてくれた部分を重視しているということを強く言いたいが為の言葉です。
血は次へと受け継がれていきます。上記の活躍馬たち以外にも、持っている個性が好きだった馬たちは沢山います。輩出する子供たちには、馬券とは別にいち競馬ファンとして勿論非常に楽しみにしています。数年後の再会が楽しみでなりません。
◆朝日杯フューチュリティS
ターゲット馬→ジオグリフ
(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規
2戦2勝。共に1800mの距離だったので来年のクラシックを見越してホープフルSへ向かうかと思いましたが、1600mのこちらへ。『前進気勢が強くなっている』という陣営のコメントからもこちらを選択されたのでしょう。
新馬戦は・・・
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棟広良隆
日本屈指の理論派で、高配当馬券に注目する“競馬穴リスト”。馬場レベルを基本とする『激走レンジ<range>』を駆使するのは既に有名だが、『馬券の買い方』についてもこれまで世になかったメカニズムを発表し、第一人者となる。グリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』でも活躍中。主な著書に『同じ予想でプラスになる人、ならない人』など。 公式ホームページ名は『ムネヒロネット』。
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