2021年12月17日(金) 12:00
最近、自分も含め、馬券が当たらない…当たっても配当が…という声を耳にします。
先週の阪神JFにおいては、デムーロ兄弟の馬連をあつめに購入していた私。
ナミュールがまさかのスタートに。テンに脚を使いながら、最後も馬場の悪い内目から伸びてきた状況に馬自身の能力の高さは再認識。よって予想上の後悔はないものの馬券的な残念度が…。
しかしながらキャリア2戦で初コンビ、しかも前走は東京への輸送競馬をした上での中2週。それでいて追いきりの動きも抜群だっただけに期待を持ちましたが、マイナス10キロの馬体重やスタートの遅れを考えると、きつさはあったのかもしれません。
今週も2歳のGIとなりますが、そのあたりを考慮しなければと思います。
その前に少し話は変わり、今週は月曜日にラジオ収録の為、名古屋に。北野誠さんと共に有馬記念に向けての話をしてきたのですが、一昔前から今に至るまでの競馬の全てを把握されており、話がつきませんでした。
しかも馬の心理面までよまれており、初めてご一緒させて頂きましたが深い安心感の中での対話となり、私自身も刺激を頂きました。
来週からCBCラジオ「北野誠のズバリ」で放送されますので、よかったらお聞きください。
さて朝日杯FSですが、人気の中心となるのは、ジオグリフ・セリフォス・ドウデュース・ダノンスコーピオンあたりなのかな? と思えます。
ジオグリフにおいては、距離短縮はプラスなイメージはないのですが、この2戦の圧巻の強さと、デビュー戦からルメール騎手、そしてワンターン&長い直線はプラスに思えます。
一方のセリフォスに関しては、この3戦が全て休み明け。しかも前走時のデキが素晴らしかっただけに、その状態をどこまでキープできているか? がカギとなりそう。しかしながら3戦ともマイルで阪神も経験済みを考えると、軸馬としては最適な気も。
武豊騎手のドウデュースですが、ここにきての著しい成長を感じます。
ポリトラックということもありましたが、追いきりの動きが抜群。デビュー時のゆるかった体がどんどん引き締まり、筋肉量がアップしている印象。また1度競馬を使ったことで2戦目は完全にスイッチが入っていた点から距離短縮はプラスに働きそうな気がします。
ダノンスコーピオンは、担当がロードカナロアやカレンチャン、ダノンスマッシュなどを担当されていた岩本助手。先週のサークルオブライフはアパパネ・アカイトリノムスメの福田助手。ここ1番の仕上げという意味でも魅了されます。
それでは皆さん、日曜日は競馬中継でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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