2022年01月10日(月) 18:00
この時期の中山芝2000の重賞はロベルトの血が強い。21年はテンバガー(6人気3着)、20年はクリスタルブラック(7人気1着)とスカイグルーヴ(1人気2着)、19年はヒンドゥタイムズ(7人気3着)、18年はジェネラーレウーノ(1人気1着)とイェッツト(6人気3着)、17年はコマノインパルス(1人気1着)とガンサリュート(7人気2着)。毎年ロベルトもちが美味しい馬券になっている。取り上げたなかではアライバル(父ハービンジャー)とホウオウプレミア(母父クロフネ)がロベルトの血を引く。(解説:望田潤)
アライバル
ククナの半妹でピオネロの姪。母クルミナルは桜花賞2着、オークス3着。母母クルソラは亜3歳牝馬チャンピオン。ハービンジャー×ディープインパクトはハッピーアワーやヒンドゥタイムズと同じ。リファールとブラッシンググルームのクロスで、ブラッシンググルームのオールラウンドさが表現された弱点の少ない中距離馬。新潟2歳Sはゴール前セリフォスに迫ったが、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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