2022年01月19日(水) 18:02
▲今年最初のゲストは岩田望来騎手!(撮影:桂伸也)
2022年最初のゲストは岩田望来騎手です。昨年は88勝を挙げ、全国リーディング6位にランクイン。若手騎手の中でも、抜群の存在感を示しています。
父は岩田康誠騎手、リーディング常連の藤原英昭厩舎所属ということで、大注目の中で騎手人生をスタートさせた望来騎手ですが、デビュー前から特別感があったという、佑介騎手からの気になる証言が。今回は、望来騎手の騎手人生のベースを紐解きます。
(取材・構成=不破由妃子)
──今月のゲストは、デビュー4年目を迎えた岩田望来騎手です! 聞いたところによると、この『with佑』をまとめた『JOCKEY×JOCKEY』(発行イースト・プレス)を買ってくださったとか。
佑介 競馬場で望来が本を持って歩いているのを何度か見たという報告が(笑)。
望来 はい、読ませていただきました。以前、父(岩田康誠騎手)も出ていましたし、もともとこのコーナーは知っていたんですが、本になったと知って、改めて読んでみたいなと思いまして。
──ありがとうございます。ではさっそくですが、岩田康誠騎手がJRAに移籍してきたのが2006年3月で、当時望来騎手は5歳。佑介さんは、当時から望来騎手とは面識があったんですか?
佑介 小さいときに何度か会っています。松田博資厩舎の忘年会だったかな、お兄ちゃんと妹と一緒に来ていて。覚えてる?
望来 はい。覚えてます。
佑介 大きくなってからは、「望来が騎手を目指して乗馬を始めたらしい」という噂を聞いていたくらいで、直接会う機会はなかったよね。俺は父親が調教助手をしていたこともあって、ごく自然に競馬の世界を目指したけど、やっぱり望来も親父の背中を見て自然に目指した感じ?
望来 そうですね。父がGIを勝つ姿を競馬場で見ていて、「かっこいいなぁ」と思ったのがきっかけです。
▲父がGIを勝つ姿に「かっこいいなぁと」(撮影:桂伸也)
──望来騎手にとって、今回は先輩との対談企画。誠に勝手ながら、望来騎手には無口なイメージがあるのですが、実際のキャラは……。
佑介 無口って・・・
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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。
藤岡佑介
1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。
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