【根岸S予想】今年はデータ的な観点から買える馬が限られてくる

2022年01月28日(金) 18:00

差し追い込みタイプが強いレースだが、今年は前へ行く馬が多く…

 根岸Sは差し追い込みタイプが強いレースだが、今年は前へ行く脚質の出走馬が多い。また、このレースで良いパターンの距離短縮組も少ないので、データ的な観点から買える馬は限られてくる。

 ソリストサンダーはそんな中で買いやすい1頭。このレースによく結びつく武蔵野Sの勝ち馬で、そこからの距離短縮。位置取りもこのメンバーなら後ろからだろう。ただこの馬くらいしか条件の揃う馬がいないぶん、人気が集中してしまう点だけが問題だ。

 オメガレインボーも後ろからの競馬になるはずだし、オープン・重賞での好走歴も豊富。1200mからの距離延長はあまり良いパターンではないのだが、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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