【クイーンC予想】春クラシックをにらむ東京マイル重賞 クロフネ、デピュティの血が有力

2022年02月06日(日) 18:00

桜花賞とオークスをにらむ3歳牝馬による東京マイル重賞。過去5年の勝ち馬のうち、20年アカイトリノムスメ(母母父ソルトレイク)、18年クロノジェネシス(母父クロフネ)、17年アドマイヤミヤビ(母父クロフネ)と3頭が母系にデピュティミニスターの血を引いている。また18年2着フィニフティは母父クロフネで、19年2着ビーチサンバと17年2着アエロリットは父クロフネだから、クロフネ〜デピュティミニスター系の血がかなり有力なレースと言えるだろう。ただし取り上げた4頭にデピュティミニスター系の血を引く馬はいない。(解説:望田潤)

ウインエクレール

ウインブライトやウインファビラスの3/4妹で、母サマーエタニティはJRA3勝(芝1200〜1400)。牝祖ミスゲランからはハクサンムーンやチリエージェなどが出る。母父アドマイヤコジーンはコジーン産駒で安田記念や朝日杯3歳Sを勝った。ウインブライトはノーザンテースト4×4で機動力抜群で香港と中山の鬼だったが、本馬は父がディープに替わって脚長で柔らかみのあるストライド。中山で新馬を勝ったが、東京でも好位差しで手堅いだろう。

距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

ショウナンアメリア

センセーションの姪でワールドリバイバルやセントセシリアのイトコ。牝祖ヴェイルオブアヴァロンはデラローズH(米G3・芝8.5F)勝ち馬でリルダヴァルやヴォルシェーブの母。その母ウインドインハーヘアはディープインパクトなどを産んだ名繁殖。そこにロードカナロアでストームキャット3×4の・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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