2022年02月18日(金) 12:00
今回のオリンピック、判定の問題やスーツの規定による失格、そして薬物問題など、複雑すぎて純粋にオリンピックを楽しめない思いとなっている方も多いのではないでしょうか…。
特にワリエワ選手においては歴史的な背景や年齢的なことを考えても、組織絡みというか、そういう環境下なのだろうな…と思ってしまうところもあり、彼女自身も被害者のようにも…。最後のフリーの演技は、可哀想すぎて転倒する度に胸が締め付けられる思いでした。
競馬の世界でも、先週、騎手課程の合格発表がなされましたが、若い彼ら・彼女も、これから巡り合う周囲の大人によって方向性が違ってくると感じます。それだけに、良い大人との出会いを願うばかりです。
さて先週の競馬を振り返ってですが、共同通信杯を制したダノンベルーガ、桁違いの強さでしたね。ハーツクライの仔とは思えないほど、瞬時に発揮される瞬発力には驚きました。しかも馬場や2戦目を考えると、なおさらのこと。今回の走りから、クラシック戦線に向けては、キラーアビリティ・イクイノックス・ダノンベルーガ、そしてチーム力という意味でマテンロウレオ、現時点では、このあたりに魅了されます。
さて2022年最初のGI・フェブラリーSですが、今回はテーオーケインズ・チュウワウィザードが海外ということで不在。混戦でしょう。
ということで馬券的な妙味を考えて狙ってみたくなるのが、地方馬・ミューチャリー。
今回で3回目となる参戦ですが、JBCに向けて金沢の吉原騎手とのコンビ2戦で、馬が変化したように映ります。それは前半のイキップリ。これはJBCを勝つために必要であった反面、東京大賞典においてはマイナスとなってしまっていた印象でした。
だからこそ今のミューチャリーにおいては、距離短縮となることがプラスに働く気がしてならないのです。もちろん芝スタートゆえ、昨年のような最後方からの競馬になると厳しいかもしれませんが、今のミューチャリーならば昨年よりも1つ前のポジションでレースを運ぶことが可能な気もし、道中ニュートラルで運べる形となれば馬券に絡む走りを見せても不思議でない気がしています。ただ、雨予報ゆえ、そこは心配。
仮に雨となればアルクトスとインティ。
特にインティにおいては、この2戦の内容と追い切りの動きが良い頃の動きや姿勢に感じます。
買い目や印の順番はもう少し考えてからの結論となりますが、当日に雨が降り脚抜きの良い馬場とならない限りは、ミューチャリー馬券勝負しようと考えています。
ちなみにソダシですが、ワンターンのマイルになることは好条件と思いますが、気持ち的な面で心配な部分も…。よって今回、レースの走りももちろんですが、ポケット地点やゲート入りでの様子など気になります。
それでは皆さん、日曜日午後3時はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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