【阪急杯予想】昨年はダンジグもちが1着から3着 ダンジグがよく絡む阪神内1400重賞

2022年02月20日(日) 18:00

最近当コースで行われた古馬混合重賞を振り返ると、21年阪神C1着グレナディアガーズ(父フランケル)、21年スワンS2着サウンドキアラ(母父アグネスデジタル)、21年阪急杯1着レシステンシア(母父リザードアイランド)、2着ミッキーブリランテ(母父ダンジリ)、3着ジャンダルム(母母父ダンジグ)、21年京都牝馬S2着ギルデッドミラー(母母母父ダンジグ)と、ダンジグの血を引く馬が必ず連対している。取り上げた5頭でダンジグの血を引くのはクリノガウディー(父スクリーンヒーロー)だけ。(解説:望田潤)

エイティーンガール

 母母センターライジングは現フローラS勝ち馬。その母ダイナオレンジは新潟記念勝ち馬で子孫にダイワリベラルなどがいる。ヨハネスブルグ×アグネスタキオンはテンクウやアイアムハヤスギルなどと同じで、勝ち馬率も高く成功している配合だ。前走京阪杯1着が良で1:08.8。キーンランドC1着が重で1:10.6、同2着が良で1:09.1、シルクロードS2着が良で1:09.0。今回久々に1400を使ってきたが、京阪杯ぐらいタフな馬場になってほしいか。

距離○ スピード○ 底力○ コース◎

クリノガウディー

クリノサンレオの半弟でクリノビスケットの甥でクリノクーニングのイトコ。母クリノビリオネアはJRA3勝。スクリーンヒーロー×ディアブロはグァンチャーレと同じで、スクリーンヒーロー×ロージズインメイ(ディアブロと同じデヴィルズバック系)もマイネルウィルトスなどよく走る。1200にも1600にも実績があるが・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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