「僕に大きなきっかけを与えてくれた先生」 引退となった浅見調教師への思いを語る

2022年03月01日(火) 18:01

先週いっぱいで東西合わせて7名の調教師が定年を迎えました。なかでも栗東所属唯一の引退となった浅見秀一調教師といえば、小牧騎手をGIジョッキーにしたレジネッタをはじめ、5頭のGI馬を輩出した名伯楽です。「寂しいもんやね」と小牧騎手もしんみり。今週の『太論』では、日曜日に行われた引退式での様子を交えながら、浅見調教師への思いを語ってくれました。(取材・文:不破由妃子)

※このインタビューは電話取材で実施しました。

加矢太騎手のデビュー戦は未定も「毎日頑張ってるよ!」

──先週土曜日のニホンピロマリブは5番人気10着(2月26日・小倉12R・4歳上1勝クラス・芝1800m)。前が止まりませんでしたね。

小牧 前残りやったね。そうだろうなぁと思っていたから、今回はちょっと前に行こうかなとも思ったんやけど、前回でじっくり乗ったほうがいい結果が出ることがわかったから。

──先行して伸びず…の競馬が続いていましたが、前回は勝った新馬戦を彷彿とさせる脚でした。

小牧 うん。今回はそこまで下げたわけではないけれど、・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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