2022年03月16日(水) 18:01
▲横山武史騎手が振り返る、自身の新人時代 (撮影:下野雄規)
3月は競馬界のスタートの季節。今年も初々しい新人騎手たちが、プロとしての第一歩を踏み出しました。
近年目立つのが、若手騎手たちの活躍ぶり。そこで、いま特に輝いている横山武史騎手と松山弘平騎手のそれぞれの師匠に、お二人の新人時代についてお聞きする企画を実施しました。
今回は、師匠のコラムを読んだ横山武史騎手ご本人が、自身の新人時代を振り返ると共に、新人騎手たちにエールを送ります。
→「松山弘平騎手」の新人時代は――師匠・池添兼雄師の証言「競馬に至るまでの日々の姿勢を大事に」
鈴木先生にお世話になり始めてから、もう7年も経つんですね。
競馬に関してはもちろん、人としてもいろいろと教えていただき、本当に父のような存在です。
記事を拝見して、改めて自分のことをよく見てくださっていると、とても嬉しく思いました。
厳しい方ではありますが、自分がこうしたい、と考えや意見を伝えると、柔軟に聞き入れてくださるんですよね。
その上で結果が伴わなかったときには、きちんと律していただける。なので自然と物事をよく考えるようになりました。
デビュー当時の自分は、びっくりするぐらい下手でしたね(笑)。
これでは通用しないと自覚しましたし、とにかくうまくなりたい一心で、日常生活から意識を変えていきました。
うまくなりたい、という気持ちはさらに強くなっていますし、馬の能力を最大限に引き出せるジョッキーを目指して頑張っていきたいです。
自分もまだまだですし、切磋琢磨して、お互いに頑張りましょう。
JRAジョッキー 横山武史
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