2022年03月29日(火) 12:00
今週の大阪杯で注目を集める1頭がジャックドール。5連勝中、うち近4走は鮮やかな逃げ切りであった。
今回はデータというよりもエピソード的な切り口で、過去に似た事例がどれだけあったか、というお話をしてみたい。
芝のレースで「逃げ切りのみでの4連勝」を飾った馬は、条件戦を含めても過去にそう多くない。平成以降で筆者が確認したところでは、
・ミホノブルボン(1992年スプリングS〜京都新聞杯) ・オギティファニー(1994年未勝利〜準オープン) ・ヒシアケボノ(1995年未勝利〜準オープン) ・サイレンススズカ(1998年バレンタインS〜毎日王冠・6連勝)・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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