【ニュージーランドT予想】ヘイロークロスの中山向きマイラーが美味しい ダンジグ、ストームキャット、ロベルトも

2022年04月03日(日) 18:00

NHKマイルCのトライアルだが、過去5年の勝ち馬は次走マイルCで[0-0-0-5]と馬券に絡めていない。中山1600に向いたマイラーを狙っていくべきレースだろう。19年3人気2着メイショウショウブ(ヘイロー3×5)、18年9人気3着デルタバローズ(ヘイロー5×4)、17年12人気1着ジョーストリクトリ(ヘイロー4×4)と、最近はヘイローのクロス馬が美味しい馬券になっている。ダンジグ、ストームキャット、ロベルトの血を持つ馬の好走も目立ち、20年はダンジグをもつ馬が1〜3着を占めた。(解説:望田潤)

アバンチュリエ

ムーンリットレイクやヒュッゲの甥で、シゲルピンクダイヤやシゲルピンクルビーのイトコで、ピンクルビーとは父も同じ3/4同血の間柄。母母ムーンライトダンスは愛インターナショナルS(愛G3・芝8F)勝ち馬。モーリス×ディープインパクトはルークズネストやジェラルディーナなどと同じ。牝系譲りのナスペリオン的ストライドはどちらかといえば大箱向きだが、東京のスローだと鋭さ負けしてしまうのがジレンマ。ここは上がりがかかってほしい。

距離○ スピード○ 底力◎ コース○

エンペザー

グランプリエンゼルやマテンロウボスの甥でモズライジンのイトコ。ロードカナロア×シンボリクリスエスはサブライムアンセム、レッドガラン、ダノンスプレンダーなどと同じ。フローラルウォーク賞ではスローペースを・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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