2022年04月05日(火) 18:02
今週はドバイ回顧をお届けします!(C)netkeiba.com
ステラヴェローチェ、ヴェローチェオロで挑んだドバイワールドカップデー。6年ぶりのドバイ参戦で気合十分でしたが、残念ながら勝利を挙げることはできませんでした。
さらに帰国後、「ミルコ騎手が濃厚接触者に?!」と、情報が錯綜。一時は大阪杯が乗り替わりになったり…という、ドタバタ騒動を振り返ります。
(取材・構成=森カオル)
──ドバイ遠征、お疲れさまでした。ドバイシーマクラシックのステラヴェローチェは9着、ドバイゴールドカップのヴェローチェオロは7着という結果でしたが、それぞれ敗因について振り返っていただけますか?
ミルコ 楽しみにしていたんだけど、結果は全然ダメでしたねぇ…。2頭とも追い切りにも乗って、状態はホントにすごくよかったから、これならいい競馬ができると信じていました。でも、競馬に行ったら、まったく動かなかったですね、2頭とも。
──ステラヴェローチェは、ゲートからうるさいところを見せていて。
ミルコ ものすごく暴れました。いいスタートが切れなかったです。
──道中は中団の内。タイトな競馬でしたね。
ミルコ ちょっとペースが遅すぎるなと思っていたけど、やっぱり直線はヨーイドンの競馬になったね。全然ステラヴェローチェの競馬ができなかった。
──ヴェローチェオロは、直線に向いたあたりまではいい手応えに見えたんですけどね。
ミルコ そうですね、はい。けっこうスタミナがある馬だから、僕も最後まで頑張れると信じて乗ってました。だから3〜4コーナーはわざと外を回ったんだけど、直線に向いたら疲れてしまったね。ちょっと残念でした。ドバイには、またリベンジに行かなくちゃ。
「ドバイには、またリベンジに行かなくちゃ」(C)netkeiba.com
──コロナ禍ではありますが、少しはプライベートを楽しむ時間は取れましたか?
ミルコ 火曜日に着いたんだけど、水曜日にね、イタリアから娘たちがきたの。3年半ぶりに会えました。
──3年半ぶり! 大きくなっていたでしょうね。
ミルコ もう僕の記憶のなかの娘たちとは・・・
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ミルコ・デムーロ
1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。
プロフィール
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