抑え切れないほどの手応え「勝ちを意識できる馬やから、なんとか頑張りたい」

2022年04月05日(火) 18:01

先週の土日はお休みになってしまった小牧騎手ですが、今週はキタノインディをはじめ、数頭がスタンバイ。どの馬とも調教からコンタクトを取っており、前走から上積みが見込める馬ばかりです。今週の『太論』では、各馬の感触や2歳馬情報のほか、ユーザー質問を3つピックアップ。盛りだくさんの『太論』をお楽しみください!(取材・文:不破由妃子)

※このインタビューは電話取材で実施しました。

条件クラスを走っているような馬じゃないんやけど…

──今週は、日曜日の阪神最終レース・梅田Sにキタノインディが登録していますね。フルゲート16頭に24頭が登録しているので、抽選になってしまいますが。

小牧 入ってくれたらいいんやけどなぁ。先週の木曜日に乗ったけど、すごく調子がいいです。

──調教は本当に動きますよね。

小牧 動く、動く。調教の動きでいうと、条件クラスを走っているような馬じゃないんやけどね、ホントに。でも、レースに行ったら、調教のようには走らへん。なんせ気持ちよく走らせなアカンね。そういう走りができれば、いつでもチャンスがあると思うよ。

──ほかでは、日曜日にグレアミラージュの調教に乗ってらっしゃいましたね。自己ベストに迫る好時計が出ていました。

小牧 先週は、水曜日、日曜日と乗りました。本当はもうちょっとゆっくり乗りたかったんやけど、抑え切れんほどの手応えやった(苦笑)。でも、それだけ具合がいい証拠。勝ちを意識できる馬やから、なんとか頑張りたいね。あとは、バイラプリンセッサも使うんちゃうかな。初戦は動けんかったけど、一度使ってだいぶ変わったよ。調教の時計も詰まってきたしね。

──そのバイラプリンセッサやサワーホマレーのオーナー(伊藤永二郎氏)の2歳馬が、今年もけっこう笹田厩舎に入るようですね。伊藤オーナーは、小牧さんのゴルフ仲間。笹田先生やオーナーから何か聞いていますか?
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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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