【アーリントンC予想】マイル戦だが1400以下の実績にも留意 急坂コースでダンジグとテーストが有力

2022年04月10日(日) 18:00

18年から4月に移行し馬齢戦となった阪神外マイルの3歳重賞。ダンジグをもつ馬(20年2着ギルデッドミラー、19年2着カテドラル)とノーザンテーストをもつ馬(20年1着タイセイビジョン、20年2着ギルデッドミラー、19年3着トオヤリトセイト)の好走が目立つ。

重馬場となった21年はキングカメハメハ系のワンツーだった。また20年の勝ち馬タイセイビジョンと18年の勝ち馬タワーオブロンドンは京王杯2歳Sを勝っていたという共通点があり、19年の勝ち馬イベリスは芝1200の未勝利と500万下を勝っていた。1400以下の実績にも留意。(解説:望田潤)

カワキタレブリー

ウィンドライジズやローレルブレットの姪で、牝祖シュアンスの子孫にはシャコーグレイド、テンジンショウグン、セクシーディナーなどが出る。父ドレフォンは昨年のファーストシーズンリーディングサイアーでジオグリフやデシエルトなどを輩出。母がディープ産駒の芝馬でこちらの影響も強く、小柄でしなやかな牝馬で、デイリー杯ではジワッとタメての追走で直線ひと脚使った。大箱マイルは合っているし、ここも斬れ味勝負なら上位を。

距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

キングエルメス

パラスアテナやカイザーノヴァの下で、レトロクラシックやゴッドフロアーの甥で、・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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