2022年04月26日(火) 18:01
デビュー7戦目で、ついに加矢太騎手が初勝利! 「先を越されてしまった…」と嘆き節も飛び出した小牧騎手ですが、当日のエピソードからは、ゴールした瞬間の歓喜が手に取るように伝わってきます。
このほか、グレアミラージュのレース回顧、「映画化したいお手馬は?」というユーザー質問も。今回も人情味溢れる『太論』、どうぞお楽しみください! (取材・文:不破由妃子)
※このインタビューは電話取材で実施しました。
──先週は、グレアミラージュが5着(4月23日・阪神8R・4歳上1勝クラス・10番人気5着)。前走とは違い、直線は最後までしぶとく脚を伸ばして。
小牧 頑張ったね。ただ、4コーナーでちょっと不利があってね。川須(テーオーターナー6着)が外に出てきたもんやから(笑)。まぁ制裁とかではないから、タイミングの問題やけど。
──坂井瑠星騎手とふたりで、だいぶ外を回るかたちになって。
小牧 うん。並んでいたところで、みんなが外に出したいタイミングが重なって、結果的に僕らふたりが不利を受けたっていう感じ。乗り掛かりそうになったから、あれはちょっと大きかったね。あれがなければ、もうちょっと際どかったと思う。
──小牧さんにしては珍しく、直線でムチをビッシリ入れてましたね。
小牧 そう。でもね、・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。
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