【天皇賞・春予想】能力の絶対値と長距離適性の両方が問われるレース

2022年04月29日(金) 18:00

人気2頭が外枠になったがそれでも中心視せざるを得ない

 人気2頭が揃って外枠となったが、それでもこの2頭の優位は揺るがないのではないかと個人的には見ている。

 ディープボンドは昨年の天皇賞春で2着。昨年のこのレースは、能力の絶対値と長距離適性の両方が問われる競馬で、正直今年よりもメンバーは揃っていた。その一戦だけでなく有馬記念で2着しているところから、能力の高さも確認できている。枠は極端なところを引いたが、中心視せざるを得ないだろう。

 タイトルホルダーはその名の通り今回唯一のGI馬。長距離適性はディープボンドほどでないだろうが、このレースでは距離適性よりも能力・格のほうが大切だ。この馬が勝つためには・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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