【NHKマイルC予想】前走の内容で有力馬を選ぶ

2022年05月06日(金) 18:00

今年はセリフォスに注目したい

 今年のNHKマイルC、いちばんのポイントはセリフォスの状態だろう。前哨戦を使うことはできなかったが、3月上旬の時点で馬体に問題はない状態になっていたようだし、馬体重を見ても大きな増減はない。一定以上のデキがあれば、もちろんここでも有力。東京は初めてだが左回り経験はあるし、速い上がりも使えるのでむしろ向く可能性もある。

 ダノンスコーピオンについては共同通信杯の大敗をどう評価するか。単純に距離の問題だとすればむしろここでは買いやすいということになる。朝日杯におけるセリフォスとの差は半馬身。展開次第でこのアトサキは変わりうる。

 インダストリアは弥生賞5着からの参戦。クラシック路線からの転戦というのは良いパターン。ただこの馬は重賞で馬券に絡んだ歴がないのでそこをどう評価するか。デビューから4戦すべて上がり最速をマークしている点は強調材料になる。

 ニュージーランドトロフィーからは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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