2022年05月08日(日) 18:00
グランアレグリア(21年1着)、アーモンドアイ(20年1着)、ジュールポレール(18年1着)、アドマイヤリード(17年1着)、ランブリングアレー(21年2着)、プリモシーン(19年2着)、ミッキークイーン(16年2着)と、サンデーサイレンスとミスタープロスペクターとスペシャル血脈(ヌレイエフやサドラーズウェルズなど)を併せもつ馬が毎年連対圏に。今年の登録馬では、アンドヴァラナウト、ソダシ、ソングライン、テルツェット、デアリングタクト、ディヴィーナ、デゼル、ミスニューヨーク、ローザノワールがこの3血脈をもつ。また馬場が渋った18年と17年は、ジュールポレール、リスグラシュー、デンコウアンジュと、サドラーズウェルズ=フェアリーキングをもつ馬が絡んでおり穴にもなっている。(解説:望田潤)
アカイイト
ステキナシャチョウの姪で、母ウアジェトはJRA2勝(芝1600〜1800)。さかのぼるとトムフールの母ガガに辿り着く牝系だが、近親に目立った活躍馬はいない。キズナ×シンボリクリスエスはソングラインと同じ。母系にシアトルスルーやニジンスキーが入るので大型で伸びがある体型で、後駆はロベルト的で捌きはトムフール的で、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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