2022年05月15日(日) 18:00
昨年につづき今年も中京ダ1900で行われる平安S。これまで中京ダ1900で行われた重賞は21年シリウスS、21年平安S、20年シリウスSの3鞍で、21年シリウス4人気1着サンライズホープ、21年平安S2人気1着オーヴェルニュ、20年シリウスS7人気2着サクラアリュール、同9人気3着エイコーンと、馬券に絡んだ9頭のうち4頭がヌレイエフを血を引いており穴にもなっている。
取り上げた5頭でヌレイエフの血を引くのはオーヴェルニュだけで、テーオーケインズはヌレイエフと3/4同血のナンバーをもつ。(解説:望田潤)
オーヴェルニュ
ヴォージュの下で、母ギュイエンヌはJRA3勝。父スマートファルコンはゴールドアリュールの代表産駒で帝王賞などダートの大レースを勝ちまくった。産駒もティーズダンクやリワードアンヴァルなどダート巧者が多い(JRA勝ち鞍の96%がダート)。母系にブライアンズタイムが入るのはアシャカダイキなどと同じ。血統どおりの晩成型で、古馬になって本格化し、昨年の平安Sと東海Sを完勝。当時のような積極策で連覇を狙う。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
ケイアイパープル
ケイアイドリーの半兄で、母アルヴェナが北米からの輸入馬だが・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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