2022年05月17日(火) 18:01
三河Sに出走したキタノインディは、まさかの15着。これには小牧騎手も「さすがにショックやった」と落胆を隠せず…。はたしてキタノインディに何があったのか。レースをじっくりと振り返りつつ、次に向けての対策も語ってくれました。
また、ユーザーからの質問に答えるかたちで、地方競馬教養センター時代の同期の話題に。何十年経っても変わらない絆がじんわりと伝わる、ほっこりエピソードをお楽しみください!(取材・文:不破由妃子)
※このインタビューは電話取材で実施しました。
──三河Sのキタノインディは15着。いい感じで上がってきたように見えましたが…。
小牧 なんかショックやったね。すごく上手く乗れていて、3〜4コーナーでは勝つんちゃうかなと思ったくらい。でも、馬が急に進まんようになった。競馬を止めたね。止めたあとは、ハミが掛からんようになって。
──ああ、ハミを掛け直しているシーンがありましたね。
小牧 手応えはずっとよくて、前が速かったもんやから、後ろからくる馬だけを考えて乗ってたんやけど、いざ追い出したら…。脚がなくなったんじゃなくて、馬が自ら止めてしまった。ちょっと早いかなと思っても、行けるときに行かさなアカンのかもしれんね。賢いんやわ、あの馬。攻め馬でもズルいところを見せたりするから。それにしても、今回はさすがにちょっとショックやったなぁ。いいところやと思っていたし、僕も上手いこと乗れていたのにアカンかったからね。
──枠もよかったし、本来なら展開的にもあの馬の好走パターンでしたよね。
小牧 うん。あとは・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。
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