2022年06月13日(月) 18:00
自在脚質を生かして勝利したノースブリッジ(C)netkeiba.com、撮影:下野雄規
重馬場発表ほど渋った芝コンディションではなかったが、昼過ぎのスコールのような豪雨の影響が残り、切れ味を削がれる馬場状態。少なからぬ影響を受けた馬がいたことは推測される。
5着までを占めたのは「4歳-5歳」馬で、それもすべて「クビ、アタマ」の小差。ベテランとなった6歳馬は5頭ともにすべて着外。シーズン末のこの重賞の大きな特徴である「今後の成長が期待されるグループの出世レース」となった。
勝った4歳ノースブリッジ(父モーリス)は、再三の休養ブランクがあり、今回がまだ9戦目。初の重賞制覇だった。前半は行きたがるのをなだめるように好位3番手を追走。自在脚質を生かしてうまく流れに乗せたのが最大の勝因。
レース全体の流れは・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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