2022年06月19日(日) 18:01
▲歴史的な同着で海外G1を制したパンサラッサ(写真一番奥)、牧場で見せる姿とは? (C)netkeiba.com
ドバイターフで、歴史的な同着での快挙を達成したパンサラッサ(栗東・矢作芳人厩舎)。輝かしい“海外G1”のタイトルを掲げ、宝塚記念に登場します。
トレセンを離れている間は、チャンピオンヒルズ(滋賀県大津市)で英気を養っているパンサラッサ。そこで、同牧場の小泉裕樹厩舎長に、ドバイ後から宝塚記念直前までの様子と、愛情溢れる日々の格闘ぶりを語っていただきました。
(取材・構成=松山崇)
──ドバイターフ優勝、おめでとうございます。
小泉 ありがとうございます。
──歴史的な同着での快挙達成となりましたが、ゴールした瞬間の率直なお気持ちを教えてください。
小泉 残っていてくれ! ですね。残り100mぐらいで「これは楽勝だな」と思ったのですが、そこからロードノース、ヴァンドギャルドの脚が凄くて、ゴールの頃には「同着でもいいから残っていてくれ!」。牧場のテレビの前で、一人ちょこんと座って観ていたのですが、自分の心臓のバクバク音が聞こえてきました。
▲大接戦を戦い抜いた、吉田豊騎手とL.デットーリ騎手 (C)netkeiba.com
──少し時間を戻して、パンサラッサの第一印象について教えてください。チャンピオンヒルズの開場が2020年10月19日なので、それ以降の話になりますね。
小泉 ファーストコンタクトは開場して1ヶ月も経たない頃だったと思いますが、もう既にオープン入りしていて、実際に跨ってみても「オープン馬の背中をしているな」と感じました。そして何より「ヤンチャ」という印象が強いですね。
──ヤンチャ、ですか。
小泉 跳ねたり立ち上がったり。馬房でも噛んできますし、スタッフは手を焼いていますよ(笑)。でも私は、乗っている時のパンサラッサがとにかく可愛くて、大好きなんです。(調教終わりの)上がり運動の時や乗る前に馬装整備している時はぽわーんとしていて…普段のヤンチャさとのギャップ萌えですね。
──確かにそれはキュンとなりますね。ちなみに牧場では、パンサラッサは何と呼ばれていますか?
小泉 「パン」か「パンサ」ですね。
──そんなヤンチャな「パン」が世界一になる姿を、当時、想像できましたか?・・・
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